「パラサイト 半地下の家族」を観た。
以下ネタバレありの観た人しかわからない感想をつらつらと。




そもそもだけど、私はいわゆる日本映画で評価されているような、星になった少年とかそして父になるとかは、映画館でみなくても家の静かな環境の大きいテレビでよくて、
映画館でみるのはあくまで娯楽として、バーン!ドーン!ギャー!みたいなめっちゃお金かけてます!(e.g.ミッションインポッシブル) みたいなものとかCGで壮大な舞台を元にしたようなやつ(e.g.ホビット)を優先したいなーと思っている。


今回は賞を取って話題になっていたのと、「ミステリー要素もある」「ネタバレ禁止」って何かで見たので、それなら映画館で観ようかな、と思って観に行くことに。

結果、正直前評判で自分の中でハードルが上がってしまって、まあ、面白かったけども...となってしまった。

ミステリーって聞いてたから、パク一家の地下に夫婦が住んでいたってわかったときに、「もしかして息子がいてそれがミニョク?!え、じゃあなんで家庭教師紹介したの?!なんで親は地下生活で息子は大学生で良い生活送ってる風なの?!」って数秒の間にめちゃくちゃ考えてたら、全くそんなことは関係なかった。

なのでそこから後半は、ふーん、、、くらいな感じで見てしまった。


といいつつ、家に帰ってからとりあえず考察ブログを読みあさってわかったことで

『パラサイト 半地下の家族』3つのポイントを意識すると3倍おもしろくなるネタバレ感想

この貧富の差が線で明確に区切られている、っていうのが面白かった。
確かに、最初の家政婦さんと奥様の時違和感があった。

そういう目線で観たらもっと楽しめたなーと思う。

映画「パラサイト 半地下の家族」感想&考察(ネタバレありとなし)

こちらは私が思った感想と近い感想だった。

ミステリーという期待に寄りすぎたのが敗北。
もっと芸術的な観点で観れたら楽しめた。

とりあえず社会問題に訴える系はしばらくどよんどよんするか精神で殴ってしまうので、家でだらだらみるくらいが私にはちょうどいいな...と思った。


そういえば冒頭のシーンで、おうちは半地下で貧困だけどスマホを持っている。
貧しいとはいえどそんなに貧しいわけではないのかな、と思いそうだけれど、
ノーベル経済学賞をとった貧乏人の経済学の本で、貧困の人々の調査で「食べるものには困っているけどテレビは手放せない。1年のうち仕事する時間はほんの少ししかなくて、あとは仕事を待つしかないからその時間を埋めるためにそれらは必要」というような記述があって。

昔の貧困層のテレビが今のスマホなんだなあ、と思った。


とりあえず週末ずっとどよんどよんしてしまったので、#スカッと #爽快 みたいに言われる映画みたいわ...