先日たまたまTEDでAre droids taking our job?(未来の仕事はどうなる?)というものを見ました。

ふむふむ、と思いつつ今私の会社では人工知能とか始めよう、となっていて、

会社にこの本があったので読みました。



中身としては2045年に技術特異点に達するよ。

だから仕事なくなるよっていう話でした。



技術特異点とは何かと言うと。



例えば、音楽プレーヤーを例にあげると

最初はCDプレーヤーだったのがもっと小さいMDになるのに

10年かかったとします(この辺りの数字はざっくりです^^;)



それからiPodのようなものになるのに5年。



さらにより大容量になるのに3年。



で、今iPodってほぼ毎年良いものが出ていますよね。



だんだん開発スピードが早くなっていて。



ただ、それには限界があります。

その限界点を技術特異点と呼び、2045年にきます。



で、仕事なくなりますよ!!



という本です。





で、私はこの話に反対の立場で

後半のほうはもうさらっとしか読んでません・・。

(あ、でも何か1つだけ なるほどと思ったことがあったけど忘れた^^;)



理由は、労働時間の立場から見てです。

今、皆さんの会社ではだいたい8時間勤務が定められていると思うのですが

そもそもなぜ8時間なんだろうと考えたことはありますか?



こちらがわかりやすいのでこちらを見てください。

人はなぜ8時間働くのだろう



8時間労働が決まってから125年経っているのにもかかわらず

労働時間って変わってないんですよ。



その100年のIT技術の変化ってめまぐるしいものでしたよね。

なのになぜ、と思うのです。



もちろん、これを言い切るためには他の要因も考えなければなりません。

年間実労働時間は減っています。

年間実労働時間の国際比較





ただ、ITのその開発スピードの速さと、労働時間の減りに関連性があるのかな?

と疑問に思っています。

だから2045年に技術特異点に達したとしても

すぐに仕事がなくなるとは到底思えないのです。



また、出始めの最新機は基本的に高価です。

買う人がたくさんいなければ価格は下がりにくいでしょう。



そんなことを脳みその隅っこで考えていました。



もっと勉強して知識をつけたいなと思わされる

問題提起をしてくれる本でした。