すごくよかった。
最初はずっとフィクションだと思って読んでいました。
フィクションと言うか、リーマンショックをベースにしたお話かと。
この時の話は、リーマンブラザーズ最後の四日間を
Huluでみただけの知識しかないのですが
それよりさらに過去をメインにしているお話でした。
何が原因で起きたのかよくわからなかったけれど
それが細かく描かれていました。
それだけではなく、クオンツの人柄、人間臭いところも
描かれており、物語のように読めます。
ただ、ある程度の金融の知識を持った人前提なんだなーという気はします。
著者はWSJの人らしいですが、専門的な知識も
わかりやすくしている、と翻訳者は書いていましたが
それでもわからない単語もちょくちょくありました。
2008年よりも2007年のほうがクオンツ達には印象に残っている。
それでも最後はこれからまたクオンツの時代がくる、と締めています。
なるほどな~と思いました。
どちらにも出てくるのですが、タイムゾーンが早い日本が
市場にどう関わっていたのかを知りたい。
どうしてなのでしょうか。
市場のことってなんにも知らないなあ。
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