本当は違う本を買いたかったのですが

その本がなくて、目に留まったのがこれの本でした。



サブタイトルの「もう一度貧困問題を根っこから考える」の通り

とっても考えさせられるお話でした。



食糧不足が騒がれている時のモロッコの村のお話で

「お金があったら何をしますか?」

という質問に、

「食べ物を買う」

と答えるそう。

さらに「もっとお金があったら?」と聞くと

「もっとおいしい物を買う」と答えるそう。



でも、ふと彼らの周りをみると、DVDとかテレビがある。

理由は「テレビがなかったらすることがないから」



彼らは働いている日にちが一年のうち約1ヶ月しかなくて。

あとは、テレビを見たり牛の世話をして仕事が来るのを待っている、と。

だからテレビは必要。



また、テレビ等の娯楽品がない地域では

お祭りが多くなる傾向があるらしい。

そこで、気晴らしをするそう。



他にも蚊帳の問題とか、おもしろい話は色々あったのですが

記憶力が…。



この本は、規模が大きいだけで

本の言っていることを日本国内に置き変えてみても

成り立つお話です。



モロッコのお話は、生活保護受給者に変えて考えてみる。

そうすると、働けない人は時間があるから

パチンコ行ったり、ゲーム買ったりしちゃうわけで。

もちろんそれに関しては良いとは思わないけど、

時間があってもすることがない、という現状に関しては

変えるべき問題なんじゃないかなー、と思いました。



他国ではボランティアが義務付けられてるところもありますよね。

そういう支援が必要なのでは、等色々考えました。





他にも色々あったんだけどいかんせん忘れています…。

もう一度読まなきゃ。



昔は読んだ本は繰り返し読むことなんてありえなかったです。

一回読んだ本、絶対忘れませんでした。どんな本でも。

それは、読んでいる本のレベルがあがって理解が追いついていないからなのか

はたまた、記憶力が悪くなったのでしょうか。







おそらく後者でしょうね。